青井の杜国宝記念館

一度は訪れてみたいと思っていた熊本県人吉市にある青井阿蘇神社。創建806年(平安初期)、現在の建物は西暦1613年(慶長18年)造営され築400年以上を経た社殿群であり、2008年に茅葺屋根では初の国宝に指定されました。楼門に圧倒され、そこをくぐり、拝殿の右側を見たときに、あれっ専門誌で見たな~なんだったっけ?? 恥ずかしながら隈健吾氏の建築が境内にあることを知らずに驚愕しました。もちろん、楼門、拝殿もじっくりと見ましたが、気持ちは国宝記念館の方へまっしぐら、だがしかし、な、なんと記念館は休館中だったのです。ついてないなーと思い、普通の参拝者が撮らない部分やアングルで写真を撮っていたら、御爺さんに声をかけられました。いろいろ話しているうちに、国宝記念館の建設時の関係者の方ということがわかり、隈さんとのエピソードや多分、担当設計者も知らないような材料の苦労話を聞かせていただきました。納まりもこの外壁の杉板の大和貼は表面に全く釘頭が見えてないですねーどんな納まりしてるんですかーなど。瞬く間に時が過ぎ、気が付いたら2時間も経っていました。偶然にも新しい出会いを御導きいただき感謝です。今年度は幸先いいな!

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