七島藺(しっとうい)知ってる!?
大分の国東半島の安岐地区の数件の農家だけで栽培されている七島藺、以前より興味はあったもののなかなかお目にかかることができなかった。七島藺は畳表の一種で一般的には畳縁の無い琉球畳の元祖と言われている。強度が藺草表の5~6倍あるため、柔道の畳や民家の囲炉裏の廻りなど耐久性が要求される床に使用されていた。近年、藺草畳の普及により、現在では前述の場所で限定的に生産されている。今回、東海機器工業㈱さんの七島藺刈り取りツアーに参加してきました。七島藺は廻りを田に囲まれた一角で栽培されていました。背丈は2m以上にもなり、稲を刈るように刈って背丈を揃え先端をカットします。茎の断面は見事な三角形で二つに割いて乾燥させ、畳表を織りあげます。乾燥藺を手で引っ張り切ろうにもかなり頑丈で切れません。七島藺の生産は細々と続けられているかと思いきや、七島藺畳は手に入らない程引っ張りだこだそうである。七島藺に魅了され、大阪から夫婦で移住して七島藺を育ててらっしゃる方もいらっしゃいました。このツアーで七島藺を良く知ることができたし、有形、無形を問わず衰退しそうな文化を継承するためのヒントもいただきました。2枚目の写真は七島藺表の表情と七島藺の茎を割く道具です。いかにも丈夫そうでしょ!



