大阪・関西万博お散歩1


今回の万博はいかずに済ませようと思っていましたが、6月に藤本壮介さんの講演会を聞き、万博のリングは高さ約20m、総延長2025mに及ぶ木造建築は設計者として体験しておいた方が良いとのアドバイスに感化され、従順な私は行ってきました。藤本壮介さんの設計で壮大な関西大阪万博で代表的な建築のリング。わざわざスケールを持参し、柱や梁を測ったりして設計意図、苦労を紐解くべく、プランを書いたり貫仕口のバリエーションを考察したり、母屋留めの方法の違いなど一般来場者がパビリオンに並ぶのを尻目に”俺なにやってんだろ”と思いながら観察しました(笑)。特に仕口は工区によってゼネコンJVが3種類の方法を実現している。仕口強度は各社確保していると思うが、中でも私感としては大林組JVの納まりが意匠的にもすっきりしていて好感が持てるし、柱梁部材に加工が少ないのも移築、再生に有利といえるのでは。他に同じ工区の中でも貫梁の下のめり込みプレートの有り無しがあるのが理解に苦しむ。なんてことを思いながら普通の万博と違うマニアックな楽しみ方もあるんだね。


