「春立てり」

レコードアルバムのジャケットのような写真でしょ。佐賀基山の基峰蔵で開催されたライブコンサート、村松健の「春立てり」で春を感じてきましたと言いたいところでしたが、前日は大雪で当日も極寒の背振降ろしの吹く中、酒蔵を改修したGallery Keyは冷蔵庫のような寒さで、空間が広いため薪ストーブはガンガン燃やしているものの床のコンクリートは温まらない。手が悴んでピアノが弾けるのだろうかと心配しましたが、そこはプロ、ピアノの音色で皆さんの心に春風を吹かせてくれました。村松健さんは東京生まれの東京育ちでですが、20代で奄美大島に移住し音楽活動をしています。デビュー当時からの晴れやかで軽快なピアノの曲に魅せられてます。私は楽器の演奏が全くダメで、ピアノのような右手と左手が別の動きをすることなど到底無理です。しかも足も使いますよね。ほんとに楽器できる人は神ですね。楽器演奏に憧れたままでいいのかと自問自答し、無理とわかっていることにも挑戦したい年ごろになりました。(笑)