2012年2月


■大阪府にある「日本民家集落博物館」に行ってきました■



「日本民家集落博物館」
 日本各地の代表的な民家を移築復元した屋外の博物館です。約3万6千uの敷地に12棟の民家が保存されています。ほとんどが茅葺なのでボランティアの方がほぼ毎日、囲炉裏の火を熾し、茅葺が長持ちするよう頑張ってます。住宅の本質が混沌としている今、「温故知新」昔を訪ねてみました。

「飛騨白川の民家」
 中でも圧倒的な大きさと存在感でお迎え、ご存知、合掌造りの民家。木の骨組みは大工が、茅葺きは「結い」と呼ばれる住民の共同作業で作られます。地震や風などにも強く、釘を使わないためサスティナブル(持続可能)な建築でもあります。

「信濃秋山の民家」
 この家のすごいところは外壁が茅で出来ているところ。中に入ると本当に壁が無く茅がそのまま見えてます。雪国なので保温性もあり、もちろん馬も家の中で飼います。お座敷犬ではなく、お座敷馬でペット共生住宅の元祖かもしれません。(笑)

「日向椎葉の民家」
 全部の中で一番この家が好き。シンプルで質実剛健な感じが見て取れます。椎葉は山に囲まれているので大きな部材をふんだんに使った軸組みが見事です。
2012.02.20

■福岡県建築士会の「パッション in 山鹿」のイベントで熊本県山鹿市に行ってきました■


 山鹿で明治時代から作られた「山鹿傘」。色とりどりの傘と白壁の蔵がバックになってとてもいい。和紙の風合と手作りの良さを伝えてほしいね。山鹿の街は2/3〜2/25まで「山鹿灯籠浪漫 百華百彩」のイベント中。昼間だけでなく夜も山鹿傘や竹灯籠のライトアップで賑わっています。今はさくら湯の復元が着々と進んでいるようです。

 八千代座は国指定重要建造物で昨年建造100年を迎えました。当時の建設費用は山鹿の有志の方が出し合って建てたものだそうです。天井のシャンデリアは屋根裏に残っていたガラスの壺が最初何かわからなかったそうですが、一枚の写真から天井のシャンデリアのカバーということがわかり、大金を投じて復元したんだそうです。上部の広告は当時のものを復元したそうです。当時の資金集めの手段としてはユニークです。
2012.02.04
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